農業バイトの本音体験談!北海道で経験した住み込み2か月の真相を語る

※執筆中だけどネット環境が乏しいので断片的に更新中!

 

半農ニートです。

それは2023年夏のお話・・・

突如、俺は思い立った。

 

「そうだ、北海道にでも行こう。」

 

段々暑くなってくる地元。減っていく貯金。

(ネットビジネスが事実上活動停止になったので)

 

夏はクーラー代も馬鹿にならず、食費(特に飲み物やアイス)についても色々誘惑が増えてくる・・・

 

色々悩んだ挙句、俺が「人生初の農業バイト」として選んだのが北海道だった。

 

なぜ北海道なのかと言うと難しいのだが、

  • 北海道には過去に何度か訪れて以来憧れがあり、行ってみたかった
  • バイトするなら今までとはガラリと違う場所でやってみたかった
  • 京都よりは涼しそうだった(これがでかいかもw)

 

そんなわけで、農業バイトの求人を色々見ていたところ見つけたのが、

「北海道剣淵町」という場所での住み込みバイトであった・・・

 

北海道剣淵で経験した農作業

夏の北海道・・・とはいうが、2023年は例年ではありえないような猛暑だった。

なんせこの年、札幌では最高気温「36.3℃」を記録し、これは観測史上初の猛暑日であった。

剣淵・和寒も例外ではなく、毎日作業着がびしょ濡れになるほどの暑さの中で作業をしていたのだ。

しかも、そんな30℃超えの猛暑日が「何日も」続くのだからたまらない。

現地の人は「今は暑いけどお盆を過ぎたら急激に涼しくなっていくよ!」と言っていたが、お盆を過ぎても全然涼しくならないという・・・。

やっと本格的に気温が下がってきたのは9月後半になってからで、それまでの間は最高30℃前後が当たり前という有様だった。

北海道の学校はクーラーが設置されていないほど暑さに関しては無警戒だったが、今回の猛暑を踏まえ、ついにクーラー導入に本腰を入れないとマズいのではないか・・・という議論がされるに至った。

 

そんな猛暑の中で農作業を行った筆者であるが、結果的にはぶっ倒れることもなく無事に生還できたし、結果的には良い思い出になった。

 

ここで経験した農作業は、多岐にわたる。

派遣会社さんの用意した寮で住み込みをしながら、剣淵や和寒周辺の各農家さんのお手伝いに派遣される・・・というのが今回のバイトの形態だ。

まあ、派遣バイトという理解で間違いない。

逆に言えば、派遣だからこちらで各農家さんと交渉したりする必要もないのでその点は働く側にとっては気楽でもある。

最近は農業バイトでもこういう形態が増えているので、

「農業バイトはしてみたいけれど、農家さんと交渉したりするのは・・・」

という場合はこういう派遣会社を利用するのもアリだと感じた。

 

それはともかく、俺が経験した農業に話を戻そう。

筆者が主に派遣された剣淵・和寒において有名な農作物といえば、カボチャ、スイートコーンなどである。

さやえんどう、大豆(枝豆)なども経験したし、トマトやキュウリもある。

※剣淵はスーパーフードとして健康マニアに人気の、「キヌア」の産地として知られるが、筆者はあまり関わることはなかった。

 

7月はひたすら色んな畑での雑草抜き、8月は主にスイートコーン収穫、9月に入ってからはひたすらカボチャ収穫・・・という感じ。

 

スイートコーン収穫

8月は、北海道のスイートコーンのピーク期。

そういうわけで、筆者のいた剣淵の周辺でスイートコーンの収穫を行った。

しかしこの収穫も決して楽ではない。

 

一言で言い表すなら、スイートコーンの収穫は

強制スクロールゲー

である(笑)

 

植物としてのスイートコーンは、こんな構造になっている。

スイートコーンは背が高く、順調にそだったものは人間の身長すら超える。

こんな植物が畑一面にびっしり生えているわけだ。

 

そして、スイートコーンの収穫では図の一番上の「第一穂」を収穫する。

収穫は手で上から下に引きちぎる感じでやると上手くいく。

 

そうして茎から収穫したコーンを↓のような鉄コンテナに、玉入れのように放り込んでいく。(※やり方は農場による。)

その「収穫したスイートコーンを鉄コンに入れていく」方法が・・・少なくとも筆者が経験した農場では・・・かなり強引だった。

(※何度も言うが、やり方は農場による。)

 

収穫したコーンをせっせと鉄コンまで運んで行って・・・という感じではなく、上写真の鉄コンを積んだトラクターが徐々に後ろから迫ってくる中、超高速でトウキビを茎からもぎ取って放り込んでいかなければならない。

「強制スクロール」と表現したのはそういうことだ(笑)

 

しかも、2023年の北海道は歴史上類を見ないほどの猛暑。

風すら吹かない、周囲に休めるテントもお店もない。

水は毎日合計3リットルはないと話にならない。

合計4リットル持って行ってもいいくらい。

差し入れが出るかは農家さん次第。

 

そんな状況での収穫なので、恐らくこれを読む君が想像する数十倍はハードな農作業である。

(※何度も何度も言うが、やり方は農場による。たぶん筆者達が入った現場は、同派遣会社の中でも一番過酷であろう)

 

そんな作業を8月中はずっと続けていた。

 

だが、獲れたてのスイートコーンは生でも非常に甘く、うまい!

水分補給ついでに、収穫中に落っことして半分トラクターによって潰れてしまった穂や、収穫しきれずスルーしてしまった穂を(これも農家さんによるが)何本かかじらせてもらうのが楽しみだった。

 

かぼちゃ収穫

剣淵から近い和寒町の名産が、かぼちゃである。

北海道、そして日本の大部分のカボチャが、この和寒で作られている。

そんな北海道のソウルフード?ともいうべきカボチャであるが、その収穫はなかなかのハードワーク。

 

その年は北海道も異常気象により多少時期はずれ込んだようだが、収穫のピークは8月末から9月で、筆者もその頃の収穫によく出かけていた。

 

カボチャ収穫の工程は、主に二つに分けられる。

1,熟して収穫可能になったカボチャをツルからハサミで切り離し、後で積み込みをしやすいよう、何か所かに「山」を作って集めておく

2,1で集めたカボチャを、2~4人組になり、トラクターに積んだ鉄コンに放り込んでいく

 

・・・詳しくは別記事で語るが、こちらもかなり体力を使う。

特にカボチャ積みは、重たいカボチャを全身を使って鉄コンに「できるだけ速く」放り込んでいく必要があるので、かなりの重労働である。

体力は間違いなく付くが。

 

カボチャ集めの方も、腰をずっと曲げながらカボチャを探していかなければならないし、カボチャの「エボ」は非常に固く、手動のハサミで切っていくと手が痛くなる。

また、

  • 雑草が多く生い茂っている
  • 暑い
  • 斜面に畑がある

等の条件が揃うとさらに大変だ。

 

じゃがいも収穫

 

 

何だかんだで・・・

 

 

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